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年末年始もウサギの診察しております。大晦日 元旦 元日 正月【大阪・堺の動物病院】

年末年始もウサギの診察しております。
(キキ動物病院072−276−3555)
動画リンク

毎年急患の飼い主様が多くおられるので、
待ち時間は長くなってしまいますが、
ご理解・ご協力よろしくお願い致します。


キキ動物病院
大阪府堺市中区深井北町117−3
http://kiki-petclinic.com/
072−276−3555

ウサギの血尿【大阪府堺市の動物病院】

ウサギの血尿【大阪府堺市の動物病院】


ウサギの血尿についての動画解説です。

https://www.youtube.com/watch?v=Kd0A4LrkACg

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ウサギの消化管膿瘍(肝膿瘍・胃膿瘍)【大阪府堺市の動物病院】

ウサギの消化管膿瘍(肝膿瘍・胃膿瘍)【大阪府堺市の動物病院】



ウサギの消化管膿瘍はゆっくりと形成され、初期には症状を示すことは少ない。

しかし、腹腔内(お腹の中)で膿瘍が大きくなると消化管閉塞や穿孔を起こす。

原因は不明なことが多く、生前診断は難しいことも多い。

なんらかの治療で開腹手術を行った際に偶然発見されることもある。



この症例は他院に入院していても状態が悪化してきており、閉塞している恐れがあるからと飼い主さんから手術を依頼されたのだが、手術に耐えられるかわからないくらい状態が悪かった。手術中になくなってしまう可能性があること、しかし、確かに閉塞している可能性も高く、このまま手術しないで様子をみていてもなくなってしまう可能性が高いこと、などを飼い主さんと相談の上、開腹手術となった。

緊急手術となったが、残念ながら手術中に亡くなってしまったので、飼い主さんの希望があり、飼い主さんの立会いのもと死後解剖を行った。


消化管膿瘍ケース1切開.JPG
写真は正中切開して腹腔内を観察しているところ。

明らかに歪な腫瘤が露出している。腹水も溜まっている。

後にこの腫瘤は胃に付着している膿瘍だとわかった。


消化管膿瘍ケース1観察1.JPG
消化管膿瘍ケース1観察2.JPG
写真は胃に付着している腫瘤(膿瘍)と白い結節が多発している肝臓

後にこの白い結節は膿瘍だとわかった。


消化管膿瘍ケース1胃潰瘍.JPG
写真は胃の潰瘍病変。他院で入院中ステロイドによる継続治療が行われていたので、その副作用もあるかもしれない。腫瘍を疑ってステロイド投与とのこと。今回の状況ではステロイド投与も選択肢に入れても良いと思うが、通常ウサギではステロイド投与は副作用も大きく、安易にステロイド投与するべきではない。


消化管膿瘍ケース1摘出.JPG
写真は病変と思われる部位を摘出したところ。

病理検査に提出した。



病理検査結果は

・肝臓、胆嚢の膿瘍および化膿性腹膜炎

・化膿性胃炎および膿瘍形成、胃潰瘍および糜爛(びらん)

胃穿孔から化膿性病変および膿瘍形成が行われた可能性があるとのこと。





過去にステロイド投与がされていたのであれば、そのときに胃穿孔が起きた可能性がある。

特に急性胃拡張のときにはステロイドを投与していなくても胃潰瘍が発生していることも多く、急性胃拡張のときにステロイドを投与すれば胃穿孔を起こす可能性が高い。

胃穿孔も大きな穴であれば症状は出るが、小さな穴であればすぐにふさがるので症状はすぐにはでない可能性がある。

やはりウサギにステロイドを投与するときは、慎重にメリットとデメリットを考えなければならない。



今回は特殊なケースでしたが、ウサギの食欲不振にはまれに閉塞によることがあります。

閉塞が疑わしければ主治医に開腹手術も相談してみてもいいかもしれません。





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ウサギのエンセファリトゾーン症・犬猫パルボウイルス感染症に共通すること【大阪府堺市の動物病院】

ウサギのエンセファリトゾーン症・犬猫パルボウイルス感染症に共通すること【大阪府堺市の動物病院】



エンセファリトゾーン症を発症するウサギはなんらかの基礎疾患もしくは免疫力低下の状態に陥っていることが多い気がする。
誰か統計とってー。
パルボウイルス感染しただけでは発症しないことが多く、発症する個体はなんらかの腸内感染を起こしていることが多いのと似てる。
パルボウイルス感染症の治療のポイントの一つはパルボを診断してパルボの治療で終始するのではなく、その背景にある感染症を見逃さない、そして同時に治療すること。
重度のウサギのエンセファリトゾーン症の治療も同じような観点で背景にある基礎疾患を見つけて同時に治療しないと死亡率はかなり高いのではないかと推測している。



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ウサギの血尿【大阪府堺市の動物病院】

ウサギの血尿【大阪府堺市の動物病院】



ウサギが血尿をする状態には膀胱炎、尿石症、生理的赤色尿(正常な尿)、子宮疾患などがあります。

このうち、今回は子宮疾患による血尿に焦点を絞ってお話します。



ウサギは一見健康な状態に見える個体がいきなり血尿をすることがあります。

その場合、多くはしばらくすれば正常尿(血尿でない尿)をするようになるので、病院に連れて行かずに家で様子をみる人もいるのですが、要注意です。

確かに、ウサギは一見血尿と思えても正常尿であることもあり、判断に迷うこともあると思います。

しかし、正常尿と思っていたけど実は血尿であったというケースも多いです。

なぜ血尿をみたときに様子をみることに注意が必要かというと、もし血尿であった場合、様子をみている間に一気に貧血が進行し、治療が難しい状態に陥る可能性があるからです。




子宮疾患による血尿.JPG
写真は血尿を主訴に来院したウサギのペットシーツに付着した血尿




子宮疾患による血尿 (2).JPG
写真は血尿を主訴に来院したウサギが乗った体重計に付着した血尿




子宮疾患による血尿 (3).JPG
写真は血尿が付着した陰部





この症例は中程度の貧血、肝リピドーシスに陥っていましたが、緊急手術によってすっかり回復しました。


血尿症例の子宮 (2).JPG
写真はこの症例で摘出した子宮。子宮が血液で充満・拡張している。





このようにウサギは子宮疾患を患う確率がかなり高く、予防的な避妊手術のメリットはかなり高いと思われます。

若齢で予防的に避妊手術を行う場合、なるべく盲腸などの諸臓器に触れないように行わなければならず、やや難易度が高く、犬・猫の避妊手術に比べ慎重に行わなければならないことにも注意すべきでしょう。



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