ウサギの不正咬合(ふせいこうごう)【大阪府堺市の動物病院】 - 大阪府堺市キキ動物病院

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ウサギの不正咬合(ふせいこうごう)【大阪府堺市の動物病院】

不正咬合下顎流涎2.JPGのサムネイル画像
写真は不正咬合による流涎(よだれ)で下顎が汚れている様子


ウサギの不正咬合(ふせいこうごう)【大阪府堺市の動物病院】


ウサギの歯は人と違って一生伸び続けます。

通常であれば食事の時に上下の歯が噛み合わさることによってウサギの歯が伸びすぎることはありません。

しかし、上下の歯のかみ合わせが悪くなると(このことを不正咬合といいます)異常な方向に歯が伸びすぎてしまい、さまざまな症状がでてきます。



ウサギの不正咬合はさまざまな原因でおこります。

原因として遺伝性・先天性(生まれつき)の原因と不適切な食事を食べ続けることによる後天性(生まれた後の問題)の原因に大きく分かれます。

先天性の問題の一つとして下顎過長症(下顎前突症)があります。これは下顎が長いというよりも上顎が短い状態で、上下の切歯(前歯)がかみ合わなくなります。ロップイヤー種やドワーフ種の短頭種におこりやすいです。

後天性の問題としては不適切な食事を食べ続けることによって歯が伸びることを抑えることができず、伸び続けてしまうことがあります。葉野菜やペレット、あるいはトリーツなどをよく食べるウサギに不正咬合はおきやすいです。

他には事故や加齢で歯並びが変化してしまい、上下の歯のかみ合わせが悪くなることでも不正咬合は起こります。また、ケージの網をガジガジとかじる癖のあるウサギは歯並びが悪くなります。ニッパーで伸びすぎた歯を折ることによってもかみ合わせは悪くなります。



不正咬合はさまざまな症状を引き起こします。

歯並びが悪くなることによって臼歯(奥歯)がとがってきます。このとがった歯が口の中を傷つけます。

ウサギは痛みで食欲が落ち、よだれが口からあふれるようになります。このよだれによって皮膚炎をおこします。

目からは涙や膿がでたり、頭部に膿の塊ができてさらに痛みを覚えるようになります。一度膿の塊ができると膿を出すために定期的に動物病院に通わなくてはならなくなることも多いです。

また、歯の痛みやストレスによって攻撃性が出たり逆に無気力になることもあります。



疑わしいと思ったなら早めに動物病院で診てもらってください。

特に臼歯(奥歯)の不正咬合は家ではわからないことも多いので、症状が軽いうちに動物病院で診てもらいましょう。


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