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ウサギの斜頸(エンセファリトゾーン症・中耳炎など)【大阪府堺市の動物病院】

ウサギの斜頸(エンセファリトゾーン症・中耳炎など)【大阪府堺市の動物病院】

うさぎの斜頸(首が傾いたまま生活する状態)は古くは国内での発症は多くはないといわれていましたが、国内での発症も多く報告されるようになり、広く認識されるようになりました。

ウサギの斜頸の原因として考えられるものは以下の疾患です。

・エンセファリトゾーン症

・中耳炎や内耳炎(中耳や内耳の細菌感染)

・トキソプラズマ症

・リステリア症

・耳ダニ症

・発作

・外傷

・腫瘍(脳、頸部、耳などに発生する腫瘍)

・頸部筋肉の収縮(痙攣)

・幼虫移行症(アライグマ回虫)

・中毒(鉛などの重金属や観葉植物)

その中でもエンセファリトゾーン症は斜頸の原因として有名です。エンセファリトゾーンは主に中枢神経系(脳など)や腎臓に感染する寄生虫です。

国内のウサギは半数以上はこの寄生に感染しており(体内にもっており)、そのうちの3割近くが発症するというデータがあります。このデータを逆にとらえれば発症していないウサギ(元気なうさぎ)でもエンセファリトゾーンに感染していることも多いということです。

ではエンセファリトゾーンに感染しながら、なぜ発症するウサギと発症しないウサギがいるのでしょうか。エンセファリトゾーンは感染しても通常症状をださずに生活します。しかし、ストレスやほかの疾病などによって免疫力が低下すると発症すると考えられています。つまり日和見感染(感染するだけでは害はなく、感染して症状を出すきっかけがあってはじめて害がある)なのです。

このエンセファリトゾーン症と同じような症状(斜頸)をだす病気に中耳炎があります。

中耳炎の場合、涙やくしゃみをしていることがあり、家で区別することができることもあるのですが、検査をしないとこの二つの病気は区別が難しいことが多いです。

斜頸の多くはエンセファリトゾーンか中耳炎・内耳炎だといわれています。

斜頸の程度もさまざまで、少し首が傾く程度から立てないくらい首が曲がってしまっているウサギまでいます。

治療が遅くなれば斜頸が残ってしまうことも多いので、おうちのウサギが斜頸をおこしたなら早めに動物病院で診てもらいましょう。


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犬・猫・フェレット・ウサギ・チンチラの尿閉(排尿困難)【大阪府堺市の動物病院】

犬・猫・フェレット・ウサギ・チンチラの尿閉(排尿困難)【大阪府堺市の動物病院】

いろんな動物でおしっこがでなくなる状態に陥ることがありますが、この状態を尿路閉塞、すなわち尿閉と言います。

まず、基本的な知識として哺乳類は男性の方が女性よりも尿道(おしっこの通り道)が細く長いということを知っておく必要があります。尿道が細く長いということはそこにものがつまって尿閉がおきやすいということです。

尿閉のおこる頻度は♂>♀

このことはしっかり理解しておく必要があります。

結石や栓子(炎症産物など)がつまってしまったり、尿道を前立腺や腫瘍が圧迫して狭くなってしまったりすることで尿閉がおこります。

完全に結石などが詰まってしまうと(完全閉塞)、24時間以内であれば症状は排尿異常行動くらいしかわからないことが多いのですが、完全閉塞のまま24時間以上経過すると排尿異常行動以外に食欲不振、嘔吐、低体温などがみられるようになります。

時間がたてばたつほど腎臓や尿道に障害を与えて治療への反応が悪くなります。

完全閉塞から48時間以上経過すれば死亡することも多いです。命は助かっても後遺症として腎障害が残ります。



おしっこが出ない、またはおしっこの量が少ない、血尿、頻尿(おしっこの回数が多い)、いつもと違うところでおしっこをする

などの症状が見られたらなるべく早く動物病院で診てもらいましょう。


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ウサギの不正咬合(ふせいこうごう)【大阪府堺市の動物病院】

不正咬合下顎流涎2.JPGのサムネイル画像
写真は不正咬合による流涎(よだれ)で下顎が汚れている様子


ウサギの不正咬合(ふせいこうごう)【大阪府堺市の動物病院】


ウサギの歯は人と違って一生伸び続けます。

通常であれば食事の時に上下の歯が噛み合わさることによってウサギの歯が伸びすぎることはありません。

しかし、上下の歯のかみ合わせが悪くなると(このことを不正咬合といいます)異常な方向に歯が伸びすぎてしまい、さまざまな症状がでてきます。



ウサギの不正咬合はさまざまな原因でおこります。

原因として遺伝性・先天性(生まれつき)の原因と不適切な食事を食べ続けることによる後天性(生まれた後の問題)の原因に大きく分かれます。

先天性の問題の一つとして下顎過長症(下顎前突症)があります。これは下顎が長いというよりも上顎が短い状態で、上下の切歯(前歯)がかみ合わなくなります。ロップイヤー種やドワーフ種の短頭種におこりやすいです。

後天性の問題としては不適切な食事を食べ続けることによって歯が伸びることを抑えることができず、伸び続けてしまうことがあります。葉野菜やペレット、あるいはトリーツなどをよく食べるウサギに不正咬合はおきやすいです。

他には事故や加齢で歯並びが変化してしまい、上下の歯のかみ合わせが悪くなることでも不正咬合は起こります。また、ケージの網をガジガジとかじる癖のあるウサギは歯並びが悪くなります。ニッパーで伸びすぎた歯を折ることによってもかみ合わせは悪くなります。



不正咬合はさまざまな症状を引き起こします。

歯並びが悪くなることによって臼歯(奥歯)がとがってきます。このとがった歯が口の中を傷つけます。

ウサギは痛みで食欲が落ち、よだれが口からあふれるようになります。このよだれによって皮膚炎をおこします。

目からは涙や膿がでたり、頭部に膿の塊ができてさらに痛みを覚えるようになります。一度膿の塊ができると膿を出すために定期的に動物病院に通わなくてはならなくなることも多いです。

また、歯の痛みやストレスによって攻撃性が出たり逆に無気力になることもあります。



疑わしいと思ったなら早めに動物病院で診てもらってください。

特に臼歯(奥歯)の不正咬合は家ではわからないことも多いので、症状が軽いうちに動物病院で診てもらいましょう。


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ウサギの糞の状態(健康管理)【大阪府堺市の動物病院】

ウサギの糞の状態(健康管理)【大阪府堺市の動物病院】

ウサギが状態が悪くなったとき、動物病院で検査をすればわかることも多いですが、わからないこともあります。

そのうちの一つは糞便の状態です。

糞便の状態は採食量や胃腸の状態を反映します。

普段から糞便の状態を確認することで、ウサギの異常の早期発見につながります。

2.5~3.0kgの健康なウサギであれば、1日に約150個の硬便(盲腸便ではない普通の便)を排泄します。

糞の欠如は閉塞や消化管の麻痺を示唆します。

糞の個数が少ない、または小さな糞や大きさがバラバラな糞をする状態が続くようであれば消化器疾患(食欲不振・消化管蠕動の低下など)を示唆します。

糞塊の変形も胃腸の障害を示唆します。

胃のうっ滞や毛球症では被毛で連なった糞塊がみられることもあります。



普段からウサギの便の個数や状態には注意しておき、動物病院に行く機会があればその情報も伝えるとより状態にあった治療をしてくれるでしょう。


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ウサギの血尿(血・出血・下血)と避妊手術【大阪府堺市の動物病院】

ウサギの血尿(血・出血・下血)と避妊手術【大阪府堺市の動物病院】

うさぎの血尿を診ることは少なくないのですが、血尿はなにが原因なのでしょうか。

ウサギに限らず血尿があるときは雌の場合は生殖器(子宮、膣など)か泌尿器系(膀胱、尿道など)のどちらからの出血なのかが問題になります。

ウサギにおいては泌尿器系からの出血よりも生殖器からの出血の場合の方が多いです。

そして、子宮からの出血も非常によくあります。

ここでひとつ問題になることは、子宮からの出血であっても元気や食欲は健康であるときと変わらないことが多いことです。



ウサギが血尿をすれば元気で食欲があっても重大な病気が隠れている可能性が高いのです。

ウサギが血尿をしたときは様子を見ないで早めに動物病院で診てもらってください。


また、うさぎを避妊することによってこのような心配もなくなります。

うさぎにおいては病気の予防の一環として早期の避妊手術は重要になりますので、まだ避妊手術をしていない場合は一度動物病院で相談してみてください。


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