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フェレットのインスリノーマ(ふらつき、よだれなど)【大阪府堺市の動物病院】

フェレットのインスリノーマ(ふらつき、よだれなど)【大阪府堺市の動物病院】

フェレットを飼育されている方にはご存知の方も多いと思いますが、フェレットは中年齢以降(平均5歳)でインスリノーマを発症することがよく見られます。

フェレットのインスリノーマの症状は急性に発症することはあまりなく、インスリノーマの進行と共に衰弱や神経症状を発現することが多いです。

フェレットのインスリノーマではいろんな症状を発現しますが、代表的なものを以下に列記します。

・ぼんやりしている

・ちょっと動くとすぐにばてる

・寝ている時間が長い

・痩せてきた

・後肢に力が入らず、よろよろと歩く

・呼吸時に口を開ける。ハアハアと息をする。

・ヨダレを流す。アワを吹く。鼻水を出す。くしゃみをする。

・震える。ぐったりしている。

これらの症状は加齢に伴う正常な老化現象ととらえられることも多く、注意が必要です。

フェレットのインスリノーマの治療としては外科療法と内科療法があります。
フェレットのインスリノーマにおける外科療法はあまり効果的ではないとされている文献もありますが、経験的には効果が高いように感じられます。
ただし、外科療法だけを選択することはできず、外科手術後に内科療法が必要となることがほとんどです。
実際、フェレットのインスリノーマの治療において内科療法だけでは平均生存期間は半年であるのに対し、外科療法では平均生存期間は1年、内科療法に外科療法を併用すれば平均生存期間は1年半というデータもあります。

フェレットのインスリノーマは初期症状が分かりにくく、発見が遅れがちになりますが、治療開始が遅れれば遅れるほど生活の質や寿命が短くなるのは明らかなので、中年齢以降(特に4歳以降)のフェレットは定期的(一年に2回)の血液検査をして早期発見に努める方がいいでしょう。


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フェレットのフィラリア症【大阪府堺市の動物病院】

フェレットのフィラリア症【大阪府堺市の動物病院】

フィラリア症は犬・猫で有名ですが、フェレットでもフィラリア症が確認されることが多くなってきました。

フェレットのフィラリア症の症状としては咳、呼吸困難、運動不耐性、チアノーゼ、食欲不振、体重減少、後肢麻痺、腹水、嘔吐などがあります。

フェレットのフィラリア症は致死的で治療も非常に困難なため、予防が重要になります。現状ではフェレットでの予防率は犬ほどは高くなく、感染率は犬よりも高いです。

フェレットのフィラリア症は犬と比べて症状が激烈で進行も早いことが多いです。

たった1匹フェレットに感染するだけでも致命的な症状が現れることがあります。急性に発症すれば突然死も起こりえます。

そして犬と同様に容易にフィラリア感染が成立します。

感染率は、一夏予防をしなかった場合、30~40%、三夏予防しなかった場合、90~100%と、一般的にはいわれています。
つまり3年間予防しなければ、ほぼ感染するということなのです。

幸い、予防法が確立しているので、毎年3月~12月は動物病院でフィラリアの予防を相談してみてください。


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フェレットの食事管理【大阪府堺市の動物病院】

フェレットの食事管理【大阪府堺市の動物病院】

フェレットは食餌をして食べ物が3~4時間で消化管を通り過ぎると言われています。フェレットでは食べ物の通過速度が非常に早いため吸収の効率が悪いのです。その消化効率の悪さを補うために高タンパク質、高脂肪、低繊維の濃縮された食餌を必要とします。

植物由来のタンパク質はフェレットなどのイタチ科の動物において尿石症を引き起こすこともあります。

フェレットは完全肉食性動物なので、繊維が含まれる炭水化物を必要としておらず、高繊維食を与えてはいけません。

フェレットに炭水化物の豊富な食餌を給与すると、必要なタンパク質や脂肪の摂取量が低下します。

フェレットは果物や野菜のような高炭水化物・高繊維の食べ物を好むが、栄養的価値はありません。

フェレットバイトの多給によりビタミンD中毒を起こす可能性があります。いかなるトリーツも基本的に1日にスプーン1杯以上与えてはいけません。

フェレットに骨を与えると胃腸管閉塞を起こす可能性があり、与えてはいけません。

フェレットは普段食べているフードに固執する傾向があり、いきなり食べたことのないフードを食べることはあまりない。

以上のようなことに注意して食餌管理をして、わからないことがあれば早めにかかりつけの動物病院に聞いてみるのがいいでしょう。


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犬・猫・フェレット・ウサギ・チンチラの尿閉(排尿困難)【大阪府堺市の動物病院】

犬・猫・フェレット・ウサギ・チンチラの尿閉(排尿困難)【大阪府堺市の動物病院】

いろんな動物でおしっこがでなくなる状態に陥ることがありますが、この状態を尿路閉塞、すなわち尿閉と言います。

まず、基本的な知識として哺乳類は男性の方が女性よりも尿道(おしっこの通り道)が細く長いということを知っておく必要があります。尿道が細く長いということはそこにものがつまって尿閉がおきやすいということです。

尿閉のおこる頻度は♂>♀

このことはしっかり理解しておく必要があります。

結石や栓子(炎症産物など)がつまってしまったり、尿道を前立腺や腫瘍が圧迫して狭くなってしまったりすることで尿閉がおこります。

完全に結石などが詰まってしまうと(完全閉塞)、24時間以内であれば症状は排尿異常行動くらいしかわからないことが多いのですが、完全閉塞のまま24時間以上経過すると排尿異常行動以外に食欲不振、嘔吐、低体温などがみられるようになります。

時間がたてばたつほど腎臓や尿道に障害を与えて治療への反応が悪くなります。

完全閉塞から48時間以上経過すれば死亡することも多いです。命は助かっても後遺症として腎障害が残ります。



おしっこが出ない、またはおしっこの量が少ない、血尿、頻尿(おしっこの回数が多い)、いつもと違うところでおしっこをする

などの症状が見られたらなるべく早く動物病院で診てもらいましょう。


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フェレットの副腎疾患・脱毛【大阪府堺市の動物病院】

フェレットの副腎疾患・脱毛【大阪府堺市の動物病院】


フェレットは副腎の病気にかかりやすいという話を聞かれたことのある方も多いのではないでしょうか。

実際フェレットを診察していて診ることの多い病気です。

70%のフェレットが副腎疾患に罹患していたというデータもあるくらい多い病気です。

中~高齢のフェレットで発生し、平均3.5(1~7)歳で罹患するというデータがあります。

フェレットの副腎疾患は症状が特徴的で、家でみていても疑うことが十分に可能です。以下の症状が見られたら動物病院で診てもらうといいでしょう。

・脱毛(フェレットの副腎疾患の80%以上に発生)

・外陰部の腫大や分泌物

・乳首の発達

この中でとくに脱毛は分かりやすい症状です。脱毛は3~4月から始まることが多いです。尾や腰部から脱毛が始まることが多く、進行すると頭部と四肢を除いて被毛がすべて抜け落ちます。

尾のみに脱毛がみられることもあり、この場合はネズミの尾のような外観になります(ラットテイルと呼ばれています)。2歳以上のフェレットの発情期に見られ、副腎疾患の初期症状と考えられています。この状態を放置しておくと治療しても発毛しないことが多いです。

フェレットの副腎疾患で他にみられる症状としては

・攻撃性の増加

・前立腺肥大による排尿障害

などがあります。



以上のような症状を覚えておいて疑いがあれば早めに動物病院で診てもらう方がいいでしょう。

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