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犬(マルチーズ)の根尖周囲膿瘍(眼の下がじゅくじゅく、膿んでいる)【大阪府堺市の動物病院】

犬(マルチーズ)の根尖周囲膿瘍(眼の下がじゅくじゅく、膿んでいる)【大阪府堺市の動物病院】

犬は年を重ねるにつれて歯周病が進行することがよくあります。
歯周病は歯石がついてるから進行しているとは限らず、また、逆に歯石が付いていないから歯周病が進行していないともいえないことに注意が必要です。
歯周病の進行度合いを確かめるにはプローブ検査が必要ですが、プローブ検査には全身麻酔が必要となります。
プローブ検査なしで歯周病がどれほど進行しているのか確かめる方法はありません。
小型犬は特に歯周病が進行しやすく、外見ではそれほど歯周病が進行しているように見えなくても(それほど歯が汚くなくても)麻酔下でプローブ検査してみればかなり進行していることもあります。

歯周病が進行すれば、根尖(歯の根元)が腐って膿んでしまうこともあります。
根尖が膿んでしまってから(根尖周囲膿瘍)さらに無治療で経過すれば顔から膿を排出することもあります。

根尖周囲膿瘍.JPG
写真は根尖周囲膿瘍で眼の下が膿んでしまった症例

根尖周囲膿瘍 (2).JPG
写真はすこしぼやけていますが、歯の根元が膿んで眼の下から排膿している出口

根尖周囲膿瘍プローブ検査.JPG
写真は膿んでいる歯のプローブ検査。プローブ先端がかなり深くまで入っていることがわかる。

根尖周囲膿瘍抜歯.JPG
写真は歯周病の治療で抜歯した歯。根尖周囲膿瘍を引き起こしている症例では抜歯が必要な歯は一本ではなく、多数存在することが多い。

歯周病の治療は急を要することはあまりありませんが、無治療で放置すれば不衛生になりますし、心臓病や腎臓病を始め、多くの疾患の潜在的進行要素となります。
また、抗生剤などの内科治療は一時しのぎにすぎず、長期的にみれば状況を悪化させることも多く、基本的には外科的対応が必要とされます。
4歳くらいから定期的に歯の健康診断を受けることをおすすめします。

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大阪府堺市中区深井北町117-3
072-276-3555

整形外科実習(ANAクラウンプラザ神戸でのAOVET SmallAnimalCourse-principles in Fracture Treatment)【大阪府堺市の動物病院】

整形外科実習(ANAクラウンプラザ神戸でのAOVET SmallAnimalCourse-principles in Fracture Treatment)【大阪府堺市の動物病院】

この3日は神戸のANAクラウンプラザにて整形外科実習に参加してきました。
思ってたよりも密度が濃かった実習でした。
骨折治療の基本的治療法にはどういったものがあるか、どういった場合にどんな治療法が適しているのか、逆にどんな治療法はダメなのか、など実際的なことを講義・実習を含めて3日間みっちり整形漬けでした。
その合間合間に飲み会でいろんな出会いがあったりして、一人も知り合いがいてなくて不安だったのが逆に知り合いが増えて、その意味でもいい体験をさせてもらいました。
やっぱり共通の目的(整形を突き詰めて勉強したい)があると初対面でも話は弾みます。

ANAクラウンプラザ神戸.JPG
写真はANAクラウンプラザ神戸の屋上階からの眺め。
さすが神戸、なんかオシャレ。


ANAクラウンプラザ神戸夜景.JPG
こちらは同じANAクラウンプラザ神戸の屋上階からの眺めですが、夜です。
さすが神戸、なんかオシャレ。

今回の3日間の実習の総まとめとしてどれだけ技術・考え方をモノにしたかを脛骨骨折モデルを修復した完成品を競い合うコンテストがあったのですが、
なんとびっくり、2人1組みで24ペアの中で最優秀賞をいただいてしまいました。
僕にはひょっとしてセンスある?(笑)
いえいえ、実は相方がすごい人だからだったのです。

AOVET景品.JPG
写真は景品のバックとスイスチョコレート。
コレコレ、これが欲しくて頑張ってん(笑)

AOVETPrinceples修了証.JPG
で、こちらが修了証です。
学生の時のように3日連続1時間くらい遅刻してしまいましたが、無事修了証をいただくことができました。
久しぶりに学生の時の無責任な感じに戻って楽しみながら実習をしていました。
責任を負わなくていいって素晴らしいね。
ごめんなさい。明日からちゃんと責任を負って仕事します。

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短頭種(パグ、フレンチブルドック、ペキニーズなど)の短頭種気道症候群(いびき、失神、気絶など)【大阪府堺市の動物病院】

短頭種(パグ、フレンチブルドック、ペキニーズなど)の短頭種気道症候群(いびき、失神、気絶など)【大阪府堺市の動物病院】


短頭種(パグ、フレンチブルドック、ペキニーズなど)の短頭種気道症候群(いびき、失神、気絶など)【大阪府堺市の動物病院】
短頭種は生まれつき鼻の穴(鼻孔)が小さく、のどちんこ(軟口蓋)が長いという特徴があります。
これらの異常(鼻腔狭窄、軟口蓋過長など)を短頭種気道症候群といい、呼吸がしにくくなったり夏に熱中症を起こしやすい原因になったりします。

軟口蓋過長1.JPG
写真は過長している軟口蓋

フレンチブルドックやパグなどが寝るときにいびきをかくのは正常と思っていませんか。
このままにしておくと呼吸がしにくい状態がさらに悪化していき、高齢になって失神して緊急状態になって動物病院に運び込まれることもよくあります。

できれば1歳を超えるまでに短頭種気道症候群の改善の手術を受けてこの病気の進行を予防しましょう(1歳までに予防的な手術を受けると病気の進行をかなり抑えられるというデータもあります)。

鼻腔狭窄術前 (2).JPG
写真は鼻腔狭窄を起こしている外鼻孔(鼻腔拡張術実施前)

鼻腔狭窄術後 (2).JPG
写真は鼻腔拡張術実施後の外鼻孔

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犬(ミニチュア・ダックス)の血管肉腫(ぐったりしている、お腹がはっている)【大阪府堺市の動物病院】

犬(ミニチュア・ダックス)の血管肉腫(ぐったりしている、お腹がはっている)【大阪府堺市の動物病院】

この症例はかかりつけの動物病院が休みだけど、ぐったりしているから見て欲しいとのことで来院。
10歳のミニチュア・ダックス。
まずはお腹が異様にはっていることに気づく。
これは。。。肥満?!なことはないか。
ということで確認してみると、そう言われてみれば最近お腹がはってきたとのこと。

血管肉腫で腹部膨満Mダックス (2).JPG
血管肉腫で腹部膨満Mダックス.JPG
写真は腹腔内腫瘤によって膨満した腹部

検査の結果、腹部に大きな腫瘤が存在していることがわかった。
大きすぎてその腫瘤がなにかまではわからなかったが、脾臓や肝臓の由来が疑われた。
同時に貧血も進行しており腹部に液体も存在していることから進行中の腹腔内出血が疑われた。
脾臓の腫瘍だとすると、獣医がまず考えることとしては血管肉腫の破裂。
だとすると現在持続的に出血しているのであれば緊急手術しなくてはならない。
だが、貧血が中程度であり、できれば輸血をしたいがそんな時間は残されていないようだ。

すぐに手術するべきか、輸血して状態を安定化してから手術するべきか一瞬迷ったが、飼い主さんと相談した結果、夜9時であったが緊急手術することになった。

開腹してみると、やはりぱっと見で由来がわからないかなり大きな腫瘤が目に入る。
腹腔内から大量の血液。
かなり癒着も激しいので、胆嚢破裂の可能性も考えながら少しづつ全体を表に出すと、どうやら脾臓のようである。
持続的にじわじわと出血しているのがわかった。しかも体網や腸間膜など、わりと大きな血管も巻き込みながら癒着している。
出血が続いているので迷っている時間はない。
大きな血管を確実に剥離、結紮しながら最終的に体網ごと脾臓を全摘出した。


血管肉腫.JPG
写真は摘出した脾臓

術後、さらに貧血がすすみ、危ないかと思われたがなんとか回復し、元気に退院していった。
数日後、病理検査結果がかえってきて、その結果は血管肉腫。

あれだけ大きくなっていたのだから、数ヶ月前から徐々に大きくなっていたことが予想される。
定期的な健康診断の重要さを感じた症例でした。

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猫の腎結石(血尿など)【大阪府堺市の動物病院】

猫の腎結石(血尿など)【大阪府堺市の動物病院】


この症例は1週間程血尿が続くとのことで来院。

体重も減少しており、動きも悪くなっているとのこと。


腎結石.jpg
腎結石 (2).jpg
レントゲン検査をすると腎臓に結石があることがわかった。

単純に考えれば摘出しておしまいだが、腎結石の摘出は腎機能を低下させることがあり、残りの腎機能がどれだけ残されているのか、摘出するほうがメリットはあるのか、などを考慮の上摘出するかどうかを決定します。

この症例では腎機能は少し低下しており、さらに高齢(17歳)ということも考慮の上、摘出するべきかをよく飼い主さんと相談した上で摘出することになった。

血尿、体重減少などの症状が発現していることが摘出することの決め手になったようです。

腎機能は低下しているが、腎濾過量は保たれているので、腎摘出ではなく、腎切開による結石摘出を行なった。


腎結石 (3).JPG
写真は摘出した腎結石。



腎結石は無症状のことも多いが、潜在的に腎障害を進行させ、腎不全の発現を早めるリスクがあります。

手術のメリット、デメリットをよく考えた上で治療方針を決定することが大事です。


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