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ウサギのエンセファリトゾーン症・犬猫パルボウイルス感染症に共通すること【大阪府堺市の動物病院】

ウサギのエンセファリトゾーン症・犬猫パルボウイルス感染症に共通すること【大阪府堺市の動物病院】



エンセファリトゾーン症を発症するウサギはなんらかの基礎疾患もしくは免疫力低下の状態に陥っていることが多い気がする。
誰か統計とってー。
パルボウイルス感染しただけでは発症しないことが多く、発症する個体はなんらかの腸内感染を起こしていることが多いのと似てる。
パルボウイルス感染症の治療のポイントの一つはパルボを診断してパルボの治療で終始するのではなく、その背景にある感染症を見逃さない、そして同時に治療すること。
重度のウサギのエンセファリトゾーン症の治療も同じような観点で背景にある基礎疾患を見つけて同時に治療しないと死亡率はかなり高いのではないかと推測している。



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ウサギの血尿(血・出血・下血)【大阪府堺市の動物病院】

ウサギの血尿(血・出血・下血)【大阪府堺市の動物病院】



ウサギが血尿をする状態には膀胱炎、尿石症、生理的赤色尿(正常な尿)、子宮疾患などがあります。

このうち、今回は子宮疾患による血尿に焦点を絞ってお話します。



ウサギは一見健康な状態に見える個体がいきなり血尿をすることがあります。

その場合、多くはしばらくすれば正常尿(血尿でない尿)をするようになるので、病院に連れて行かずに家で様子をみる人もいるのですが、要注意です。

確かに、ウサギは一見血尿と思えても正常尿であることもあり、判断に迷うこともあると思います。

しかし、正常尿と思っていたけど実は血尿であったというケースも多いです。

なぜ血尿をみたときに様子をみることに注意が必要かというと、もし血尿であった場合、様子をみている間に一気に貧血が進行し、治療が難しい状態に陥る可能性があるからです。




子宮疾患による血尿.JPG
写真は血尿を主訴に来院したウサギのペットシーツに付着した血尿




子宮疾患による血尿 (2).JPG
写真は血尿を主訴に来院したウサギが乗った体重計に付着した血尿




子宮疾患による血尿 (3).JPG
写真は血尿が付着した陰部





この症例は中程度の貧血、肝リピドーシスに陥っていましたが、緊急手術によってすっかり回復しました。


血尿症例の子宮 (2).JPG
写真はこの症例で摘出した子宮。子宮が血液で充満・拡張している。





このようにウサギは子宮疾患を患う確率がかなり高く、予防的な避妊手術のメリットはかなり高いと思われます。

若齢で予防的に避妊手術を行う場合、なるべく盲腸などの諸臓器に触れないように行わなければならず、やや難易度が高く、犬・猫の避妊手術に比べ慎重に行わなければならないことにも注意すべきでしょう。


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ウサギのエンセファリトゾーン症(捻転斜頸、眼振、頭部を左右にふる、ふらつき、尿失禁、回転、ローリングなど)【大阪府堺市の動物病院】

ウサギのエンセファリトゾーン症(捻転斜頸、眼振、頭部を左右にふる、ふらつき、尿失禁、回転、ローリングなど)【大阪府堺市の動物病院】



ウサギはエンセファリトゾーンという病原体に寄生されて症状を示すことがあります。

ウサギはエンセファリトゾーンに感染していても症状を全く出していないことが多く(不顕性感染)、多頭飼育ではさらにその傾向が強まります。



エンセファリトゾーン感染によって症状が発現するときは突然であることが多く、捻転斜頚や眼振といった症状を示すことが多いです。

その他の症状としてはローリング、頭部の振戦、ふらつき、運動失調、旋回、てんかん、尿失禁、意識レベルの低下などがあります。





捻転斜頚.JPG
写真はエンセファリトゾーン症によって捻転斜頚を起こしている様子。

この症例では他に頭部の振戦、眼振、ふらつき、旋回が見られました。

緊急治療によって次の日には症状が落ち着きました。


エンセファリトゾーン症は突発的に発症し、治療が遅れると死亡率も高い疾患です。

少し捻転斜頚しているだけで、他に全く異常はみられない状態であっても次の日に亡くなってしまうこともあります。

ウサギの首が傾いていたり、異常な行動が見られたら早めに動物病院に連れていってあげましょう。


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ウサギ梅毒・ウサギトレポネーマ症・生殖器スピロヘータ(鼻・陰部の皮膚症状、くしゃみなど)【大阪府堺市の動物病院】

ウサギ梅毒・ウサギトレポネーマ症・生殖器スピロヘータ(鼻・陰部の皮膚症状、くしゃみなど)【大阪府堺市の動物病院】



ウサギはある種のスピロヘータに感染して症状を呈することがあります。

ウサギ梅毒と言われますが、人獣共通感染症ではなく、ヒトに感染することはありません。

ウサギトレポネーマ症、生殖器スピロヘータ、とも呼ばれます。



鼻や陰部に特徴的な病変を形成することが多く、飼い主さんが気づいて来院されることが多いです。



ウサギ梅毒.JPG
ウサギ梅毒 (2).JPG
写真はウサギ梅毒症例の鼻鏡の皮疹

ウサギ梅毒 (3).JPG
写真はウサギ梅毒症例の陰部の皮疹



疑わしい皮疹を発見したら早めに動物病院で相談した方がいいでしょう。



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ウサギのエンセファリトゾーン感染による水晶体破壊性ぶどう膜炎【大阪府堺市の動物病院】

ウサギのエンセファリトゾーン感染による水晶体破壊性ぶどう膜炎【大阪府堺市の動物病院】



ウサギはエンセファリトゾーンという寄生虫に感染することがあります。

ウサギのエンセファリトゾーン感染で一般的に有名なのは斜頸と思います。

実際斜頚はよく見られるのですが、眼にも症状を表すことがあります。



エンセファリトゾーンによる水晶体破壊性ぶどう膜炎 (2).JPG
写真はエンセファリトゾーン感染による水晶体破壊性ぶどう膜炎の外貌。

局所的にぶどう膜炎がつよく見られる。


この症例は若齢(2ヶ月齢)からエンセファリトゾーン感染による斜頸を繰り返し、そのたびに治療で斜頸は治っていたのですが、8ヶ月齢程で虹彩膿瘍が出現。

徐々に進行して水晶体破壊性ぶどう膜炎まで進行しました。



ウサギの虹彩膿瘍はウサギの眼内疾患で最もよく見られます。

ウサギの虹彩膿瘍も初期治療で進行を抑制し、視覚や眼球を温存できることが多いのですが、無治療で経過すると治療に反応しにくいぶどう膜炎や緑内障に進行するので、眼球の温存は難しくなります。

ウサギの目を普段からよく観察しておかしなところがあれば早めに動物病院で相談しましょう。



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