過去の経験の”再定義”【大阪府堺市の動物病院】

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最近アドラー心理学が流行っているようですが、
時代の流れなんでしょう。
アドラーは縦の関係はダメです(主従関係)
横の関係(並列関係)が重要だと説きます。
そのためには褒める(縦の関係)よりも
「勇気付け」(横の関係)が重要になると言います。
また、アドラーは三大心理学者の1人ですが、
それまでのフロイトの流れに疑問を呈します。
フロイトは過去→現在→未来
と決定論的な立場を取るのに対し、
アドラーは(未来→)現在→過去
と捉えます。
どういうことかといえば、
フロイトの立場は
「過去に親に虐待を受けた。
だからそれがトラウマとなって今人間関係を
築くのが苦手なんです」
と、過去の経験が今を決定しており、
そして未来も決定するという立場です。
それに対してアドラーの立場は
「人間関係を築くのが面倒なんです。
それを正当化する理由として過去に
親に虐待を受けたことを利用したいのです。
(人間関係は面倒なことも引き起こすんです
と言いたい)」
つまり、今現在から過去の経験の意味付けを
しているのです。
(アドラーはこれを”再定義”と呼んでいます。
この”再定義”は非常に重要なスキルとなるので、
ぜひ習得して下さい)
アドラーはフロイトのいうように過去によって現在が決まるなら、
もう未来は決まっていて、帰る事のできない人生を歩むことに
なるじゃないか。
そんな人生つまらない!
過去なんてひっくりかえしちゃえ!
と言っているのです。
今現在から過去を見て、
過去の経験の”再定義”をすることによって
今、そして未来を創っていきましょう
と言っているのです。
こんな感じで
閉塞感のある時代に非常にマッチした考え方なので、
アドラー心理学は注目を浴びているのです。
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